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2023年1月4日水曜日

NISA拡充と増税に向けたPF

来年2024年からのNISA拡充とそれに伴う増税
見込みにより、下記のような運用が増々重要に
なってきた。
  • 配当を含む利確を抑えて課税を繰り延べ
  • 取得価格を抑えつつ資産総額を大きくする

要するに、低コストで分配金を出さない投信を
売却せずにひたすらバイアンドホールドしろと、
国が政策で指示している。

奇しくも2022年は金融緩和バブルが崩壊して
特に債券が大きく下落し、インデックスで組む
ポートフォリオの期待リターンは向上した。
更に2023年は景気後退による株価調整も見込めて
良い形で2024年のNISA拡充を迎えられそうだ。

これを受けて、NISA拡充と増税に対応出来るよう
今年中にポートフォリオを修正する必要がある為、
目標とする基本ポートフォリオを設定する。

1. 株式(含REIT)部分
普通にインデックスを買うと割高な米国株が
6割を占める為、せめて4割程度に抑えたい。
FoFsである以上はeMAXIS Slimよりも非効率だが、
楽天VXUSで米国株比率を調整する。

('23.05.28追記)
楽天VXUSの純資産が伸びない上に
トラッキングエラーが大きい為、採用を中止する。
  • 全世界株式ファンド(※1)が100%
  • 楽天全世界株式(除米国)が30%
※1: eMAXIS Slimオールカントリーもしくは
  キャピタル 世界株式F(DC年金)

株式部分のアセットアロケーションは下記
  • 米国株が58%
  • 日本株が5%
  • 先進国株(除米)が26%
  • 新興国株が11%

2. 債券(含む金地金・現金)部分
こちらについては欧州の利上げが進み、日本も
金融緩和を終了した前提のポートフォリオになる。
利回りの非常に低い日銀保有分が多くを占める、
NOMURA-BPIの保有は避けたい為、国内債券は
やむを得ずETFを選択する。
  • eMAXIS Slim先進国債券が60%
  • iシェアーズ日本国債ETFが20%
  • 三菱UFJ 純金上場投信が20%

債券部分のアセットアロケーションは下記
  • 米国債(H無)が30%
  • 日本国債が20%
  • 欧州国債(H無、含英)が24%
  • その他国債(H無)が6%
  • 金地金が20%

3. 株式60/債券40ポートフォリオ
以上を踏まえた伝統的な60/40ポートフォリオを
基本ポートフォリオとする。
  • 全世界株式ファンド(※1)が60%
  • 楽天全世界株式(除米国)が18%
  • eMAXIS Slim先進国債券が24%
  • iシェアーズ日本国債ETFが8%
  • 三菱UFJ 純金上場投信が8%

ポートフォリオ全体のアロケーションは下記


今回設定した基本ポートフォリオを目標に
現実のポートフォリオを少しずつ修正していきたい。

('23.07.08追記)
企業DC用ポートフォリオは下記を
基本ポートフォリオとする。
  • 野村DC外国株式インデックスが48%
  • SMT DC日本株式インデックスが12%
  • 三井住友DC外国債券インデックスが24%
  • 三菱UFJ DC国内債券インデックスが16%

2021年5月2日日曜日

海外アクティブファンド備忘録

海外アクティブファンドについて調べていると、
買いたくなる物が出てくるが、明らかに今は
いずれも買い時では無い為、'21年5月時点の
備忘録として残しておきたい。

候補1: キャピタル世界株式ファンド

あのエリスとマルキールが勧めるだけあって、
運用組織としての信頼性や実績はピカイチ。
しかし、国内投信は本国のANWPXと比較すると
大幅に手数料負けする上に、テスラ偏重の
ポートフォリオが極めて気掛かり。天下の
キャピタルなのだから杞憂だろうが。

候補2: フィデリティ世界割安成長株投信

誰もが認めるティリングハストのファンド。
ポートフォリオの魅力、実績共に申し分無いが、
そもそも野村證券からしか買えない

候補3: ハリス世界株ファンド(資産成長型)

ハリスのGlobal Strategyから日本を除いた
ファンドである。Global All Cap Strategyと
似たようなポートフォリオかつ成績。

後者はOakmarkが米国籍ファンドのOAKGX
として販売していて、ティリングハストの
FLPSXと良い勝負。国内籍だと朝日Nvest
グローバル バリュー株になるが、手数料が
あまりに高額。それならば成績が僅かに上回り、
指標、手数料共に割安であるハリス世界株を
選択すべきだろう。しかし、誠に残念ながら
直近半年では圧倒的なパフォーマンスを記録。
そんな状態のファンド程、恐ろしい物は無い

候補4: バークシャー・ハサウェイ(BRK.B)

全てを諦めて帰依するのもアリかも知れない。
キャピタル以上にある意味、信頼と実績はある。
しかし、アップル超偏重のポートフォリオを
自分のような常人が保持するのは無理
そもそもファンドじゃなくて個別株で、決算が
存在する為に値動きは荒く、保有難度が高い。

2020年12月31日木曜日

アクティブファンドを検討

思考放棄のインデックス投資に飽き、格好良い
アクティブファンドで爆益を得たいと思い、
目を輝かせながら色々と調べた。自分が無能でも、
有能な人達に運用して貰えば爆益など容易い。

その結果残ったのが、キャピタル世界株式
ファンドだ。インデックスの大家であるエリスが
本まで書いて(本の前書きはあのマルキールである)
絶賛した世界最高の運用組織が選定した、
世界最高の全世界株式ファンドがANWPXであり、
これに日本から投資出来るのがキャピタル世界株式
ファンドという訳だ。

販促資料を見れば腐るほど出てくるが、ANWPXの
実績は凄まじいの一言で、1973年から延々と
インデックスに勝ち続けている(あり得ない快挙)。
直近は他のアクティブファンドよりも地味な
値動きだが、今流行の中小型ハイテクグロース株に
頼っていないだけで(セクター比率とARKKとの
連動を見れば一目瞭然である。堅い運用だ)、
インデックスにはキッチリ勝っている。


すっかりANWPXの虜になってしまったので、
退屈なインデックスファンドを半分売り払って
キャピタル世界株式ファンドを買おうとした。


何かがおかしい。過去5年の記録を見ると
ANWPXは2018年初からインデックスファンドを
上回っているのに、キャピタル世界株式ファンドは
5年の内、4年間はインデックスに負けている。
インデックスはどちらもMSCIコクサイで同じだ。

TOKとたわらノーロードのパフォーマンス差は
直近5年の円高を踏まえると無視できるが、
ANWPXとキャピタル世界株式の差は10%を
超えており、到底無視出来るレベルではない。
(為替も考慮し計算した所、13%の乖離であった)
長期投資において、この差は複利で効いてくる。


何らかの理由で世界最高のANWPXは日本から
投資すると劣化してしまう。理由は分からない。
一方でインデックスは日本からでも劣化しない。
世界最高の運用を食い潰し、退屈なインデックスに
劣後させる何かが取り除かれないことには
爆益は夢のまた夢だろう。非常に残念だ。

2020年10月17日土曜日

為替ヘッジ有りTLT登場

eMAXIS Slimオールカントリー以外に
特に欲しい物も無く退屈な日々を過ごしていたが、
久々に興奮できる商品が発表された。


デュレーションの長い長期国債は、
株式と負の相関関係があり、値動きも株式の
ヘッジに使えるレベルで大きい。
(一般的な債券インデックスは値動きが小さく、
 株式のヘッジには使いづらいものがほとんどだ)

従来も米国ETFにはTLTを筆頭に、
よりデュレーションが長くて値動きが
極端なEDVや、ややマイルドなVGLT等、
様々な長期国債のインデックスファンドがあり、
それらは国内証券口座からも取引可能だった。

しかし、株価下落のタイミングは円高に
振れ易い為、こうした米国ETFは円建てで見ると
思ったほど株式のヘッジにはならなかった。

一方で国内の長期国債ファンドはあまりに
経費率が高かったり、そもそも国内の利回りが
死んでいたりで使える物が存在しなかった。

そのような状況で、ファンドオブファンズでも
無いのに本家を下回る経費率で、なおかつ
為替ヘッジをしてくれるファンドが登場したのは
本当に驚いた。待ち望んでいたものが登場した。

細かいことを言うと、分配金を吐き出すETFより
非上場の方が好みだし、マーケットメイクも
対象外の為、乖離がかなり発生するだろう。
('20.11.13追記: マーケットメイク対象となった
 ことを確認した。めでたい。)
そもそも、歴史的な低金利の今になって
長期国債に手を出すのは狂気の沙汰だ。

しかし、劇薬だと分かっていたとしても、
この魅力的な鎮痛剤に手を出さずに過ごすのは
なかなか難しい。

リーマン後の長期債下落(2009年)に始まり、
FRBの政策金利引上げ(2018年)で終わる、
長期債にとっては比較的厳しい期間で
ACWIとTLTのバックテストを実施した所、
シャープレシオはTLTが43%の時に最大となった。
(リスクは42%低減、リターンは21%棄損)

これから債券には冬が訪れると考えているので、
ポートフォリオの4割をこのヘッジ有りTLTで
埋める気は全くしないが、2割程度なら
組み込んでみるのも面白いのでは無いだろうか。
(ちなみに20%のTLTでもコロナショックの下落を
 35%軽減出来ている)

2020年5月2日土曜日

債券と通貨の下落に備える

難しいことは分からないが、偉い人が
市場にお金を垂れ流し続けているらしい。

自分の給料は減る一方だが、コロナショックで
47万円まで増えた含み損は18万円まで
減少した。しかし、金利がゼロになり、
中央銀行が好き放題にお金を刷り続けるなら、
債券や通貨の有り難みは何となく減る気がする。

そこで、来月からは既存の積立てを停止し、
eMAXIS Slim オールカントリーに集中投資する。

('20.05.13追記)
自分の既存ポートフォリオを全て売却し、全額を
eMAXIS Slim オールカントリーに切り替え。

2020年3月8日日曜日

資産間の偏相関を確認

一時は15万円まで到達した含み益だが、
2月からのコロナショックにより急落し、
'20.03.08現在は5万円の含み損である。

今後もこの不安定な相場が続く見込みの為、
ここでポートフォリオの再点検を行いたい。
とは言っても、数学やプログラミングの素養が
ゼロの自分は、雰囲気で判断するしか無い。

そこで、StatWorks体験版のGlasso機能を
使用して、資産間の偏相関を可視化してみた。
これによって、株式と連動して上下する資産を
見掛け上の相関に左右されずに確認することが
出来る。その結果が下図だ。
(データ参照期間: '18.01.01から'20.03.07まで)


為替ヘッジ有りの先進国債券と金地金、
そしてJ-REITが株式と相関の弱い資産だと
いうことが分かる。一般的に最も強い負の
相関になる、長期米国債(VGLT)に株式から
線が伸びているのが面白い。思ったよりも
為替の影響というのは大きいようだ。
そして、為替ヘッジ有りの債券と言えども、
新興国債券の過信は禁物なのだろう。

この結果を受けた対策だが、まずは現状
新興国債券(H有): 7.5%、金地金(H有): 2.5%と
なっている比率を、それぞれ5%に見直すことで、
更なる下げ相場に備えたいと考えている。

('20.03.23追記)
市場は更に荒れ続け、含み損は47万円に到達。
特にJ-REITは3月19日の1日だけで18%も下落した。
年初来の値動きと偏相関をここに記録しておく。
ここまで下落しても尚、J-REITの株式に対する
逆相関性は失われておらず、ポートフォリオに
おける保有比率も据え置くことにする。



2019年10月22日火曜日

投資方針の大転換

これまでは、投資をする際にmyINDEXの
資産配分ツールPORTFOLIO VISUALIZER
バックテストを用いて、過去のシャープレシオを
上げるように意識したポートフォリオ構築を
行ってきた。

しかし、これでは必然的に過去の成績が良かった
(≒割高な)資産にばかり投資してしまう。
ronaldread氏のブログ(自分が最も参考にしている
個人ブログである)での、CAPEレシオに関する
一連の記事を読むと、それはあまりに
危険なことであるように思える。
(手始めに米国の個別株を全て処分した)

一方で、機関投資家達は我々素人を嵌め込む為、
ご丁寧に各資産の割安度や未来のリターンを
占ったレポートを無料で定期的に発行している。

ピクテのマルチ・アセット・ストラテジー
J.P.モルガンの超長期マーケット予測
その具体例である。こういったものに
乗っかるのは、彼らの思う壺かも知れない。
しかし、暫くはこれらで踊ってみたいと思う。

2019年5月4日土曜日

個別株ポートフォリオ修正中

昨年10月に投資を始め、その時にETF及び
カストディアンの存在を知って、いたく感動し、
年末に集中投資を実施した。

時期が最高だったことも手伝い、一時は全てが
10%を超える含み益となったが、長期金利急落で
収入が減少し、'19.Q1決算で崩落。瞬く間に
含み益が蒸発し、銀行株の難しさを痛感した。

そこで、カストディアンからは撤退し、
安定した収益を狙える銘柄群への転換を図る。
具体的な業種は下記の3つだ。
('19.09.11追記: 高PER銘柄の連日下落を
 嫌気し、ADBE、MA、KOから撤退。
 代わりにUNP、JPM、UNHを購入。)

  • 決済サービスプロバイダ: V, MA
  • クラウドベンダ: MSFT, ADBE
  • フランチャイザ: MCD, KO

要するに市場評価が高く、割高な業種である。
しかし、誰もが知っての通り、いずれも
強力な搾取構造を有する企業であり、
上前を頂戴するには最適であると考える。
当分はこれらに投資し、様子を見てみたい。