来年2024年からのNISA拡充とそれに伴う増税
見込みにより、下記のような運用が増々重要に
なってきた。
- 配当を含む利確を抑えて課税を繰り延べ
- 取得価格を抑えつつ資産総額を大きくする
要するに、低コストで分配金を出さない投信を
売却せずにひたすらバイアンドホールドしろと、
国が政策で指示している。
奇しくも2022年は金融緩和バブルが崩壊して
特に債券が大きく下落し、インデックスで組む
ポートフォリオの期待リターンは向上した。
更に2023年は景気後退による株価調整も見込めて
良い形で2024年のNISA拡充を迎えられそうだ。
これを受けて、NISA拡充と増税に対応出来るよう
今年中にポートフォリオを修正する必要がある為、
目標とする基本ポートフォリオを設定する。
【1. 株式(含REIT)部分】
('23.05.28追記)
楽天VXUSの純資産が伸びない上に
トラッキングエラーが大きい為、採用を中止する。
- 全世界株式ファンド(※1)が100%
楽天全世界株式(除米国)が30%
※1: eMAXIS Slimオールカントリーもしくは
キャピタル 世界株式F(DC年金)
株式部分のアセットアロケーションは下記
- 米国株が58%
- 日本株が5%
- 先進国株(除米)が26%
- 新興国株が11%
【2. 債券(含む金地金・現金)部分】
こちらについては欧州の利上げが進み、日本も
金融緩和を終了した前提のポートフォリオになる。
利回りの非常に低い日銀保有分が多くを占める、
NOMURA-BPIの保有は避けたい為、国内債券は
やむを得ずETFを選択する。
- eMAXIS Slim先進国債券が60%
- iシェアーズ日本国債ETFが20%
- 三菱UFJ 純金上場投信が20%
債券部分のアセットアロケーションは下記
- 米国債(H無)が30%
- 日本国債が20%
- 欧州国債(H無、含英)が24%
- その他国債(H無)が6%
- 金地金が20%
【3. 株式60/債券40ポートフォリオ】
以上を踏まえた伝統的な60/40ポートフォリオを
基本ポートフォリオとする。
- 全世界株式ファンド(※1)が60%
楽天全世界株式(除米国)が18%- eMAXIS Slim先進国債券が24%
- iシェアーズ日本国債ETFが8%
- 三菱UFJ 純金上場投信が8%
ポートフォリオ全体のアロケーションは下記
今回設定した基本ポートフォリオを目標に
現実のポートフォリオを少しずつ修正していきたい。
('23.07.08追記)
企業DC用ポートフォリオは下記を
基本ポートフォリオとする。
- 野村DC外国株式インデックスが48%
- SMT DC日本株式インデックスが12%
- 三井住友DC外国債券インデックスが24%
- 三菱UFJ DC国内債券インデックスが16%
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