今月は米国金利上昇に備えてポートフォリオの
組み替えを行った。とにかくデュレーションを
短くすることを強く意識した。
まず、株式は高PERの米国株比率を少しでも
落とす為にACWIを売却して日本株や新興国株を
購入し、ポートフォリオ全体のPERを下げた。
日本の個別株は、仕事で電子部品の欠品が
報道よりも遥かに酷い状況なのを目の当たりに
している為、自動車部品銘柄を全売却し、
代わりに川上の電子部品やSI銘柄に切り替えた。
次に債券は20年超の超長期米国債を全て売却し、
7~10年の中長期米国債に変更した。
米国が利上げする一方で日本は利上げしない為、
円安傾向が進み、かつヘッジコストが復活すると
判断して為替ヘッジは無しを選択した。
結果、今月購入したにも関わらず、円安が
金利上昇を上回って早くも2%超の含み益が出た。
最後に債券のデュレーションが短くなったことで
相対的にヘッジ資産のリスクにおいて、
金の占める割合が急上昇していた為、金の比率を
15%から10%まで落とした。
自分のNISA/特定口座(PF1)は
- eMAXIS Slimオールカントリーが25%
- iシェアーズ米国債7-10年が30%
- 三菱UFJ 純金上場投信が10%
- 三井住友 ニッポン中小型株Fが5%
- 大和ハウス(1925)が5%
- TDK(6762)が5%
- 八十二銀行(8359)が3%
- KSK(9687)が3%
- イハラサイエンス(5999)が3%
- サンコーテクノ(3435)が3%
- 協立エアテック(5997)が3%
- JFEシステムズ(4832)が2%
- ノダ(7879)が2%
PF1のアセットアロケーションは下記。
妻のNISA/特定口座(PF2)は
- eMAXIS Slimオールカントリーが44%
- eMAXIS Slim新興国株式が14%
- iシェアーズ米国債7-10年が30%
- 三菱UFJ 純金上場投信が10%
- 現金(日本円)が2%
PF2のアセットアロケーションは下記。
自分の企業DC口座(PF3)は
- 野村DC外国株式インデックスFが100%
今月はガチャガチャと色々触ったが、
どう転んでも比較的何とかなるポートフォリオに
変更することが出来たと考えているので、
来月はどっしりと構えて静観したい。