一時は15万円まで到達した含み益だが、
2月からのコロナショックにより急落し、
'20.03.08現在は5万円の含み損である。
今後もこの不安定な相場が続く見込みの為、
ここでポートフォリオの再点検を行いたい。
とは言っても、数学やプログラミングの素養が
ゼロの自分は、雰囲気で判断するしか無い。
そこで、StatWorks体験版のGlasso機能を
使用して、資産間の偏相関を可視化してみた。
これによって、株式と連動して上下する資産を
見掛け上の相関に左右されずに確認することが
出来る。その結果が下図だ。
(データ参照期間: '18.01.01から'20.03.07まで)
為替ヘッジ有りの先進国債券と金地金、
そしてJ-REITが株式と相関の弱い資産だと
いうことが分かる。一般的に最も強い負の
相関になる、長期米国債(VGLT)に株式から
線が伸びているのが面白い。思ったよりも
為替の影響というのは大きいようだ。
そして、為替ヘッジ有りの債券と言えども、
新興国債券の過信は禁物なのだろう。
この結果を受けた対策だが、まずは現状
新興国債券(H有): 7.5%、金地金(H有): 2.5%と
なっている比率を、それぞれ5%に見直すことで、
更なる下げ相場に備えたいと考えている。
('20.03.23追記)
市場は更に荒れ続け、含み損は47万円に到達。
特にJ-REITは3月19日の1日だけで18%も下落した。
年初来の値動きと偏相関をここに記録しておく。
ここまで下落しても尚、J-REITの株式に対する
逆相関性は失われておらず、ポートフォリオに
おける保有比率も据え置くことにする。